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漢方は即効性はありませんが、穏やかに効能をもたらします。

小さい頃から気管支が弱く、風邪を引くと回復も遅く、咳も2ヶ月近く止まらなくなるのが常でした。

これといった予防もしないで過ごしていたのですが、丁度40歳になった時、風邪を引いたのがきっかけで喘息状態になってしまいました。

何時もなら市販の薬を呑んで安静にしていれば、何とか快方に向かうのですが、その時は違っていました。

息は吸えるのですが吐けないのです。

運悪くその日は休日でしたので、救急車も頭によぎりましたが、結局夜間に救急病院を受診しました。

すぐに吸引をしてもらい、次第に息が吐けるようになってきましたが、息が出来ない辛さは恐怖でした。

日を改めて子供達の掛かりつけの医院で、血液検査を受けました。結果として分かったことは、好酸球という数値が異常に高いということでした。

つまり今まで長引いた咳も、この好酸球の高い数値が要因で、喘息を発症したのもアレルギー体質が悪化したのかもしれないという診断でした。

アレルギーの原因が何かを調べる為に、パッチテストというものをしましたが、ダニ、ハウスダスト、ブタクサなど、どれにも反応せず見極めることはできませんでした。

ですがアレルギーであることは確かなので、最初に先生が処方してくれたのは、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、気管支拡張剤の3種類でした。

気管支拡張剤は喘息状態の時には、あり難いお薬なのですが、呑んだ後に何とも言えない体のだるさがあり、抗ヒスタミン剤は、副作用の眠気が半端ではなかったです。

そういうことなので、抗アレルギー剤は続けて、別に漢方薬を呑むことになりました。私に処方されたのは、柴朴湯という漢方薬で、免疫反応を調節し炎症を抑える働きがあるお薬です。

ですから、喘息や気管支炎、咳などに効果があるのです。暫く呑み続けていると、痰のからまりが少なくなり、咳が出なくなっていました。

咳で悩んでいる人は多く、原因が定かでない人も少なくないと言われています。

先生曰く、長引く咳の原因は、ほとんどアレルギーからきているらしいです。

3ヶ月ほど柴朴湯を呑み続け、風邪を引いても咳が止まらないというようなこともなくなり、体質改善できたのが本当に良かったと思っています。

お世話になった先生は年配の女医さんで、悩みごとなども気軽に相談できました。

「私も子育てで悩んだことあったわ!誰でも通る道やからね!」と言ってもらい、体も心も軽くなったのを覚えています。

漢方薬は西洋の薬と比べると即効性はないですが、穏やかに優しく作用するのがメリットと言えるでしょう。